小西　昌治（こにし　しょうじ）

宝塚市上佐曽利地区は、全国ダリア球根生産の約4割、年間約60万球で生産量日本一を誇っています。栽培の起こりは昭和5年に遡り、佐曽利園芸組合は小西氏の祖父の代、昭和10年に結成されたという歴史のある産地です。
小西さんは18年前に脱サラ後、先代からのダリア栽培を引継ぎ、平成26年から「佐曽利園芸組合」の組合長を務めています。
佐曽利園芸組合の発展のため、球根生産の栽培管理や新品種の導入、出荷のための分球作業などの共同作業はもとより、観光花つみ園などの運営や産地のPRなど生産販売活動をリードしています。また、宝塚独自の新品種「宝シリーズ」の育成にも力を入れ、「宝塚佐曽利のダリア」ブランドの先導役です。