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旬の味をたずねて・・今月のテーマは「いちご」です

いちごは、施設栽培で冬から春にかけて出荷される地域の特産物です。
南北アメリカ原産で日本には江戸時代末期にオランダから伝わりました。

阪神地域では、直売所で販売される他、大阪や神戸から近いこともあり、
若手の農業者を中心にいちご狩りのできる観光農園があります。
新型コロナウィルス感染症の対策も十分行われており、安全に甘いいちごを食べていただけます。

実は、ここ阪神地域は、「いちご」に縁がある地域で、現在の西宮市鳴尾が、兵庫県のいちご栽培の発祥地と言われており、
明治32年に栽培が始まりました。
また、昭和35年には、当時の兵庫県農業試験場宝塚分場で「宝交早生(ほうこうわせ)」という収穫量が多い優れた品種が開発されました。
名前の由来は、宝塚市で交配された品種で「宝交」、そして当時の他品種と比較すると早くから出荷できる品種で「早生」、
この二つを合わせ「宝交早生」と名付けられました。
「宝交早生」は全国に広がり、昭和50年代には全国の6割の生産量を占めていましたが、
現在は、糖度や輸送、日持ち等に優れた他の品種が主流となり、「宝交早生」の面積は減りました。
家庭菜園等では作り続けられています。

1月15日は全国いちご消費拡大協議会が決めた「いちごの日」となっています。
ちなみに、毎月22日は、「ショートケーキの日」だそうです。
なぜだかわかりますか?
カレンダーを見ると、22日の上は・・・?

情報提供:阪神農業改良普及センター

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20211201