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川西特産いちじく「朝採りの恵み」 品評即売会 ◆見聞録◆

まだ暑さが続く中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
8月16日(金)、アステ川西ぴぃぷう広場にて、川西特産のいちじく「朝採りの恵み」の品評即売会がコロナ禍や昨年の台風による中止を経て、平成30年以来6年ぶりに開催されました。その見聞録をお届けします。

品評会は午前8時30分から行われました。
生産者が丹精込めて育てた全21点のいちじくが出品され、高温傾向や梅雨明け後の好天、収穫が始まる8月上旬頃からの適度な降雨などで生育が順調であったことから、よく管理された色つやの良い品々が並び、外観や果実審査の結果、兵庫県知事賞、川西市長賞などの特賞9点が選ばれました。

続いて即売会です。
早くから多くの方が整理券を求めて並ばれていました。
いちじくは、川西市のキャラクターきんたくんが描かれた専用の箱に詰められ、3L、2L、Lサイズに分けられていたところ、10時の販売開始とともに品評会の受賞いちじくや3Lサイズを皮切りに次々に買い求められ、用意された約900箱は11時40分にはすべて完売となりました。

川西のいちじくは、昭和の初期から猪名川や最明寺川沿いの水はけの良い土地で栽培されてきました。電車から望むいちじく畑の風景は、川西市や伊丹市を中心とした阪神地域の夏の風物詩で、収穫は7月下旬から10月下旬まで続き、近隣のスーパーマーケットや食料品店へ出荷されていきます。
ご購入の折は、収穫後の保存が難しいため、できるだけ当日中にお召し上がりいただき、その甘さと柔らかさをお楽しみください。

最後になりましたが、今回の品評即売会には、早くから多くの方々にお越し頂きましたことに厚くお礼を申し上げますとともに、引き続き川西のいちじくをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。