「阪神アグリパーク フォトコンテスト2024~みぃーつけた 阪神の「農」~」の入賞作品の決定について
阪神地域は、都市部と豊かな自然を有する農村部が共存する地域であり、猪名川・武庫川水系による肥沃な土壌にも恵まれています。
北部エリアには田園地帯と日本一とも称される里山が広がり、多彩な農林水産業が行われる一方、南部エリアでは市街地において葉物野菜、果菜類やいちじくなどの果樹類が栽培されており、新鮮な農産物の供給基地となっています。
このたび、阪神地域の「農」-農・畜・林・水-を題材とした写真を広く募集したところ、全61作品の応募があり、審査の結果、入賞作品9点を決定しました。
【優秀賞】

ワンポイント令和6年10月27日 宝塚市上佐曽利
家族で宝塚ダリア園へ行ってきました。色とりどり、様々なダリアが咲き誇る中、花びらの色が1枚だけ違う可愛らしいダリアを見つけました。
上所 萌 (三田市)
【佳作】

黒枝豆の収穫令和6年10月14日 三田市木器
暑い時期を乗り越えて枝豆の収穫、枝豆と言えば黒豆。収穫は鎌・手で行うものと思っていた。今回初めてこう機具での収穫風景を見ることができた。
宮田 敏幸 (西宮市)

落花生の壁が現れた!!!令和6年9月28日 テラゲンファーム(伊丹市)
落花生の収穫体験へ行きました。なかなか引っこぬけず、頑張って頑張って引き上げました。鈴なりの巨大な落花生の壁が現れて実り多さに驚きと嬉しさに歓声でした。実りの秋をとっても感じる事ができました^^
灰崎 美加 (伊丹市)

農業の水源みぃーつけた令和6年11月29日 県立有馬富士公園
以前に来たときはイベントだったのでしょうか?水がほとんどなくてビックリしました。今回は天気も良く、いい写真が撮れました。
杉山 靖 (愛知県一宮市)

秋の1日令和6年10月24日 西宮市門戸東町
都市農園の秋の1日です。露地栽培とビニールハウスとの対比、植付け間近の耕運中?の畝、植え付け直前のマルチシートの畝、収穫直前の作物の畝の3つの対比が1度に見れて、直線的な都市農園風景を撮影しました。
藏野 和範 (西宮市)
審査員講評
審査にあたっては、甲乙付けがたい作品の中から、被写体となる風景や人物の構図や写り具合はもちろん、添えられたコメントや撮影場所にも考慮しました。
その中でもとくに、川西市笹部の朝日と朝霧の中、自然と畑をうまく対比させた構図がすばらしく、題名どおり幻想的で原風景を思わせる作品「朝霧がかかる天使のはしご」を最優秀作品に選定しました。
また、宝塚の市花であるダリアで切り取った「ワンポイント」、三田市母子の茶畑がダイナミックに映しだされた「母子茶畑より「茶工房きらめき」をのぞむ」及び、三田らしい米の収穫が季節を感じさせ、農家の苦労が垣間見える「秋晴れ!稲木干し」を優秀作品としました。
これらの作品を通じて、多くの方々に阪神地域にはすばらしい里山、農地、農産物があることを知っていただきたいと思います。
審査員長 阪神アグリパーク構想推進協議会会長
兵庫県阪神北県民局阪神農林振興事務所長 三 輪 顕